ムンク展
1月19日(土)にムンク展に行ってきました。
展示は1月20日で終わってます。
次はいつムンクの「叫び」に会えるかわからないということで、本当に見れるときに見ておいて本当よかった!!
行けなかった人、残念でした!!!笑
なんでいきなり美術館へ?
ハライチの岩井さんがお母さんと「ムンク展」に行ったというのを聞いて(ミヤーンさんの文字起こし参照)、行きたくなっただけ!!笑
(岩井勇気)4つ、あるんですよ。いろんな手法で書かれている叫びが4つ、あるんですよね。
(澤部佑)あの絵はあの絵なの?
(岩井勇気)本当に同じような絵が4つあるんだけど。だからみなさん、どのイメージなんでしょうね?っていうね。
(澤部佑)自分の中にイメージしている『叫び』は。
(岩井勇気)で、その中の1作品だけ来ているんだけど。でも『叫び』って、あれはあの人が叫んでいるわけじゃないのも知っていました?
(澤部佑)ああ、もう知りません。なんですか? えっ、違うの?(笑)。
(岩井勇気)あの橋で自然の叫びを聞いて耳を塞いでいる様子なんですね。あれって。
(澤部佑)えっ、みんなこれ、知っているんですか? でも、明らかに叫んでいるじゃないですか。
(岩井勇気)叫んでいるみたいな感じですけど、耳を塞いで「うわーっ!」ってなっているっていう。
(澤部佑)「やめてくれー!」みたいな?
(岩井勇気)そうそう。みたいな感じになっているらしいですよ。だからそんなムンク展にね、今日母親と行ってきたんですけども。
私も「ふびゃー」って叫んでいると思っていたんです。
しかもこのラジオ聞いてから行ったのに、帰り道に旦那さんに「叫んでたね〜」と言ってしまい、「耳塞いでるんじゃないの?」って言われてしまいました。恥ずかしい。。
ちなみに来日していた叫びは、これ。
んで、4つある叫びは、これら。
出展
ムンクの「叫び」にはいくつものバージョンがある?実は叫んでいない?【a】|ミライノシテン
この「叫び」ですがめっちゃアップデートしまくっているんです。
ムンクって他の絵でも同じものを何個も何個も描いてて、個人的にはアップデートするたびにダメになっていっているように見えてしまって(笑)。
紙じゃないものに描いたりKUFUしまくっているんだけど、オリジナルが一番いいよねって思っちゃう……ごめんね、ムンク!
ということで、面白かったところを振り返っておきたいと思います。
90分待ちって。とにかく混んでた
とにかく混雑がすごかったんです。
最終日前日ということもあってか、夕方にいっても90分待ち!
さらに「叫び」を見るまでにも5分くらい並んでたし、
お土産コーナーでも5分くらい待ちました。
展示はゆっくりじっくり見てくださいっていうよりも、100点近いムンク作品が一同に揃ってて、じゃんじゃん見てくれ〜ぃ! という展示だったので、中に入ると結構スムーズに人が動いていました。
待つのがとにかく嫌いなのですが、「見てよかった!」と思えるのはやっぱり見ている時間が楽しかったからかなー。待つのも「ムンク展のひとつ」って思えたし、待った甲斐があったなとも思えました。
これからも色々と展示には行ってみよう! と思わせてくれた、ムンクさんには感謝ですね。ちなみに、次行きたいなーと思っている展示は、すみだ北斎美術館の「北斎アニマルズ」です。
http://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/588
他にもおすすめ展示があれば教えて欲しい〜!
ムンクは生涯独身で孤独死しちゃったんだぜぇ〜
ムンクさんについても少しお伝えすると、あんな絵を描いているからなんとなく想像できるかとは思いますが生涯独身だったようです。
展示で最後に飾られていたのが、「自画像、時計とベッドの間」でして、あぁこの人はあえて寂しさを選んで芸術に昇華させてたのかな、とか勝手に想像しちゃうのでした。
詳しくはこちらから。
「叫び」もいいけど、他の作品も面白い
「叫び」はもちろん良いのですが、他にも気に入って「疾駆する馬」「幻影」のポストカードも購入しちゃいました。
「太陽」も見た瞬間、ゾゾゾっと鳥肌が立つ感覚があったり、
緑色の使い方がうまいなーと思ったり、
のっぺりした顔で描かれていたり、
すごい神秘的な色合いで描かれたり、どの作品も面白かったです。
あと意外だったのは、自分の作品だけじゃなくて、パトロンさんたちの肖像画をたくさん描いてたみたいで、生涯独身で突っぱねてた頑固で孤独でやばい人っていう感じじゃないんだ〜とも思ったのでした。
知らなかったことを色々と教えてもらえたし、当たり前だけど「この人あの時代に生きてたんだもんなー」とどこかノンフィクションを見ているような気持ちにもなれました。
読書でその作者さんの考えに触れるのもいいけど、
絵画でその作家さんの人生に触れるっていうのもいいものだなーと感じたのでした。