グラン・トリノ
この映画のポスターからはどんな映画なのかさっぱりわからず・・・
だと思いますが、男のロマンを感じられるとっても素敵な映画でございました。
「グラントリノ」という響きの威喝さから、勝手にローマ王国時代の戦争映画だと勝手に思っていたのですが、全く違いました!笑
これは、タマフルで大絶賛とのウワサを聞いていたのと、実際に観た人からもプッシュされて観ることにした作品でしたので、「まあまあ各界では人気なんでしょうね」くらいにハードルあげて、かつ俯瞰した感じで見始めたのですが、最後のエンドロールで号泣!!!!!!
号泣レベルでいったらクレヨンしんちゃんのロボとーちゃんくらいですね(笑)
クリント・イーストウッド作品は初めてだったのですが、見終わってから主演&監督だったと知り、こみ上げてくるものがありました。
世間知らずですみません!!!
なんか最近、いい映画ばっかり観てしまっているから、全てに点数つけるのとかちょっと気が引けてきたんですが(笑)同じ5点でもそれぞれの良さはあるということは伝えたいです!!!!
ちなみに予告編はこんな感じ。
う〜〜〜ん。
これまた予告編が下手だなぁ〜笑
こんな深刻な音楽な内容じゃないんですよ。もっと人間くさいし、すんごい繊細な心の心情を描いている作品なんですよ〜〜〜〜!!予告編作る人がんばって!
ラスト、エンドロールでかかるこの音楽は、映画を見終わってから聞き返すともう涙が止まらなくなります!私はiTunesで買っちゃいましたよ(笑)そして、また泣きました(精神おかしいんじゃないか?って思うかもしれませんが、それくらい衝撃なんです!)
Gran Torino - Jamie Cullum - YouTube
わ〜〜〜予告編みるよりこのMVを観て欲しい!!!!
本当こんな優しい気持ちになる映画だから!!!!!!うぅ〜また泣きそう(笑)
さて、以下ネタバレありますが、この作品はネタバレせず、ちょっと早く帰れた平日(水曜日くらいかな?)に、自分の好きな食べ物&飲み物と一緒に一人で観てもらいたい!!そんな映画でございます。
評価:5点
感想
・中国人のアニキ、本当ムカつく!!!私もなんど殺しに行こうかと思ったくらい(笑)
・個人的に、あの童貞牧師さんがすごくいいキャラでした。
・犬にしか心をひらかないじいさんが、少しずつスーちゃんには心を開いて行って、タオくんに自分の工具を少しずつ渡して行って師弟関係を築いて行く関係性のつくりかたは本当に素敵!不器用な人って、心を開いた相手には心を開いてくれる優しい所もあるし、優しいからこそ不器用な生き方しかできていないところにグッと来てしまいました。個人的にそういう人、好きだわ〜(笑)
・スーちゃんが傷ついて帰ってきたときはもう自分の家族が何かされたんじゃないかってくらい辛い気持ちになった!
・タオくんがお手伝いして成長して行くのが親でもないのに嬉しい気持ちになっちゃうのが不思議!
・最後は、自分以上に大事な人?存在?ができたからこそだと思うし、きっと今までの自分の懺悔の結果なんだと思う。彼はきっと戦争で殺してきたことを悔やんでいたし、家族から嫌われているのも知っていたし、モン族にすかれていることも、この地域に自分が必要じゃないこともいろんなことを悟った上で、彼ができる一番最高の恩返しをしたのかな?と思った〜
以上!
後味がとってもいい映画。
美味しいもの食べた後のゲップが美味しいのと一緒にしたくないけど、そんな感じ!(笑)
なんども味わいたいし、満腹だし、汚い行為だったとしても幸せ♪って気分だね(笑)
女の人が観るよりも男の人に観てもらいたい映画でした!