タイトル
原稿のテキスト
ザ・ジレンマ（Too Hot to Handle）
GWに「今まで見たことないやつでも観よー」と見つけたこの『ザ・ジレンマ』。ビッチな女子、パリピな男子が10名ほどリゾート島（みんなはリトリートと呼んでましたな）に集まって、禁欲生活をするというもの。それに成功すれば1000万円が勝者に与えられるという、欲と金ともう人間が大好きなものがふんだんに散りばめられている作品！！！
もちろん集められたときにはそんなことは言われないから「やりまくるぜ〜」「女をつるぜ〜」「遊びまくるわよ〜♪ フォーー！」みたいなテンションで集まってきて（笑）、超おバカ番組だと思っていたんです。
1話と2話くらいを観て、放置してしまっていたのですが、この週末に一気見！！ ラストは感動しちゃいましたよぉーーーー！ フランチェスカー！！！！！（笑）
予告編
TOO HOT TO HANDLE SEASON 1 (2020) - Official Series Trailer | Vague Movie Trailers
自分を大事にできるようになると、他人にも優しくなれる！！！！
この『ザ・ジレンマ』ですが、海外では『TOO HOT TO HANDLE』というタイトルで出ている恋愛リアリティショー。今回あらすじもなにもないので（笑）、そのまま紹介しちゃいましたが、日本ではNetflix限定配信で見ることができます。
パリピ生活とは無縁な私は、最初「そんな1ヶ月くらいSEXしなくたってなんとかなるじゃーーん！（ゲラゲラ）」って感じで笑って観ていたんですが、最終回を観たときには、する・しないだけのことではなく、人間の営みというか、人を愛することみたいな部分にグッと来てしまい、めっちゃいいドキュメンタリーを観た！ みたいな気持ちになりました。
最初の1＆2話くらいは、登場するメンバーたちの武勇伝というか「俺はこんなにすごいんだぜ」「私に振り向かない男はいないわ」みたいなww 一見、この人たち大丈夫？ と心配しちゃうくらいのヤバさで笑っちゃっていたんですが、メンバーたちと過ごしていく中で、自分と向き合い、相手と向き合い、マジでいい大人に成長していくんです〜。
1ヶ月の滞在の中で様々な試練が準備されているんだけど、それを乗り越えるために「ワークショップ」が準備されていて、それを受けてどんどん成長していく彼らの価値観が変わっていくんです。
最初は「あーやりたい」とかそんな単細胞だった彼らが、自分を大切にすることを学んで成長していくと、どんどんメンバー同志の絆が深まっていくのがわかるんです！！ 途中で離脱しちゃう人や、させられちゃう人も出てきて、色々と考えてしまうのよね。
特にセクシーNo.1のフランチェスカさんは、驚くほどの成長をしていくので、これから見る人は必見！ めちゃくちゃファンになりました（笑）あとクロエちゃんもかわいい。彼女は身近にいそうな「女子」なんだけど、自分で気がついて大人の階段を登っていく姿を観れたときには嬉しくて、笑っちゃったよ〜。あぁみんな愛おしい。
ちなみに色々と調べていたら、さらば青春の光の森田さんも観てた！ さすが！笑
なんとなくザッピングしてて見つけたNetflixのザ・ジレンマめちゃおもろい。
— さらば青春の光 森田 (@saraba_morita) April 18, 2020
1話目からギンギンで観てもた。
日本人じゃ成立しなさそうなこの番組だけど、ネタバレしている第二弾以降は難しいじゃないかな？？ と思ったり。テラハとかバチェラーみたいに「恋愛したい」「結婚したい」という共通目的があるなら集まるだろうけど、禁欲したい！ 成長したい！ って人が集まるような番組ではないから（笑）どうやって参加者を集めていくかが大変そうw
気がついたら、自分を大切にできて、他人にも優しい自分に生まれ変わってた！ って余計なお世話かもしれないけど、めっちゃ素敵なお話しじゃない？？
その後の彼らを追った番外編もアップされていたので、これから見るのがマジで楽しみ！！！ 観た人と語りたいわ〜〜！
『ザ・ジレンマ: もうガマンできない?! 』
— Netflix Japan (@NetflixJP) May 5, 2020
キャスト・ナレーターと番組のその後を語るリモート収録番組が
5/8に配信決定👏#ザジレンマ pic.twitter.com/xY8KRgvz9l
15歳以上じゃなきゃ見れない作品だけど、性教育番組として（笑）ぜひ中学生くらいに観て欲しいな〜と思う私なのでしたw
配信サイト
グッド・ボーイズ
![Good Boys [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51NceyA8MSL.jpg "Good Boys [Blu-ray]")
新型コロナウイルスの影響を受けて、日本での公開が遅れていますが、私は2月に乗った飛行機の中で拝見！
日本語字幕がなかったので、吹き替えでの鑑賞でしたが、公開されたらぜ〜〜ったい字幕でみて、彼らの口からお下品な言葉を聞きたい！！！ と思っている作品です（笑）。
あらすじ
初めてのキスのため奮闘する小学生たちが思わぬ騒動を巻き起こしてしまうさまを描いたコメディ。主演は「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ。監督は、これが長編デビュー作のジーン・スタプニツキー。製作に「ソーセージ・パーティー」「ネイバーズ」などのコメディ作品を手がける俳優のセス・ローゲン。小学6年生のマックス、ルーカス、ソーの3人組は女子たちから「初キス・パーティ」に誘われるが、キスの仕方が分からないので早速リサーチを開始。オトナの世界に好奇心が止まらない3人だったが、そんな中、マックスの父親の大事なドローンが壊れてしまう事件が発生。父親が仕事から戻る前に、遠く離れた隣町のショッピングモールまで行って新品のドローンを手に入れなければならなくなってしまい……。
映画.comより引用（https://eiga.com/movie/91710/）
予告編
クレヨンしんちゃん「かすかべ防衛隊」の5年後…みたいな映画！ 最高にお下品で、超CUTE！
とにかく小学生高学年の「あるある」が詰まってて、全世界こういうのは共通なのね！ と思ってしまう映画でした。
一言でいうならば、成長したクレヨンしんちゃんのお話って感じ！
地元の仲良し3人組が成長していく中で、気づき行動し、新たな友情を築いていく、最後にはちょっと感動すらしてしまうような内容になっています。
ストーリーの流れは全然難しくないので、事前に何にも調べなくてもいいし、ポップコーンとコーラでも片手に楽しんでもらえば十分です。
監督は、ジーン・スタプニツキーさんという新人の方ですが、製作に私も大好きセス・ローゲンも参加しているのでコメディ好きな方も安心して見ていただけます。（こどもが主演だけど、手を抜くことなくピー用語やら表現がふんだんに散りばめられているので）
ちなみにセスローゲンのインタビューもYouTubeにあったので載せておきますねっ。セスファンで、これから映画を見るって人はこちらを見ておくとポイントが明確だからより楽しめるかも〜。
小6男子3人組が“初キス”を賭けて壮大な旅へ！ 製作の名コンビが映画「グッド・ボーイズ」を語る
日本版で『グッド・ボーイズ』をやるなら主演は絶対寺田心さんにお願いしたいね（笑）。もしくは、TBSドラマ『テセウスの船』でみきお役をやっていた柴崎楓雅くん！
子役たちの学校の放課後をみているようなくらいのびのびとした演技が気持ちいいので、演技というよりもプライベートを覗き見しているような気持ちにもなります。子なしな私でも母性爆発しましたので（笑）。
今は残念ながら劇場公開が延期になってますが、公開されたら早めに観にいきたいなーと思っています。早く爆笑できる毎日を過ごしたいものですね♪
最新情報についてはこちらから
ロマンティックじゃない？
渡辺直美ちゃんみたいなコメディ女優、ピッチパーフェクトでも人気だったレベル・ウィルソン主演の大大大ラブコメ映画『ロマンティックじゃない？』は、ネットフリックス独占配信の作品。
ラブコメ好きなら、絶対みて欲しい作品でっす！
あらすじ
ニューヨーク市で建築家として働くナタリー (レベル・ウィルソン) は、仕事で認められようと奮闘するものの、頼まれることといえば、超高層ビルの設計とはほど遠いコーヒーとベーグルのお使いばかり。追い打ちをかけるように、ナタリーは路上で強盗に遭って意識を失ってしまう。目覚めた彼女を待っていたのはとっておきの悪夢。恋愛をずっと皮肉な目で見ていた自分が、なんとラブコメの世界のヒロインに！
Filmarksより引用（https://filmarks.com/movies/74395）
予告編
『ロマンティックじゃない?』予告編 - Netflix [HD]
目が覚めたらヒロインになってた！？ 絶対ないけど、そうとも言い切れない？
日本のラブコメはほぼ見ませんが、海外のラブコメは大好物な私。だって、日本のラブコメってラブ要素強すぎだし、金のニオイしかしないし、結局ラブコメとか言いながら最後には「泣ける」ってうっすい感動に持っていきがちだし、全体的に笑い要素も薄いというか「かっこいい人や可愛い人がちょっとふざけただけで、お客さんは満足でしょ？」という上から目線な制作方法をしているので、大っ嫌いなんです（ ・`ー・´） + ｷﾘｯ;
最近、日本のコメディ界隈も少しずつではありますが、俳優さんたちが本気出してきた感じもして、楽しくなってきたけど、ラブコメ映画の制作に対する甘えは本当許せないわけですよ！！！ もっとしっかりしろーーーー！ 金に惑わされるな！！
ということで、海外の面白いラブコメを紹介していきますねー（笑）。
今回ご紹介するのはNetflix限定配信の『ロマンティックじゃない？』です。
配信されてすぐくらいですかね？ 新幹線の移動をしながらみていたんですが、降り立ったときには自分がヒロイン！ みたいな気持ちになれた最高ですんばらしい作品でした（笑）。
ストーリーはよくあるラブコメメソッドに乗っ取って進んでいくのですが、この展開のさせかたもめちゃくちゃ上手で、普段ラブコメみている人にとっては「あるある！」と思えるシーンもたくさんだし、初めてみる人もきっとラブコメが好きになるはず！ あとラストシーンなんかもTHE ラブコメで最高です！！！
今みている世界って、つまんないなーと思えばつまんないし、面白いなーと思えば面白くもなれるというのも教えてくれる作品でした。ただふざけているだけじゃなくて、メッセージもちゃんとあるという感じも好きポイント！！
あと、こういう作品って、「女のためのものでしょ？」と男性が見ないという選択をしがちなのだけど、見てーー！！ 笑えるから〜〜〜！
ちなみに、ラブコメと言えばこちらの連載でも掲載されていたので、もっと詳しく知りたい方は『ジェーン・スーと高橋芳朗の愛と教養のラブコメ映画講座』を読んでもらえると参考になるかとー！
配信時間も90分以下とかなりサックリしているので、寝る前とかお昼の後とか、ちょっと時間あるときにみると元気になりますよ〜♪
もっと日本のラブコメ業界もがんばれ〜！
配信サイト
しろときいろ〜ハワイと私のパンケーキ物語〜
人生で初めてのハワイに行った2018年春。
その復習として見ていたのがこの『しろときいろ〜ハワイと私のパンケーキ物語〜』でした。
最初は「ハワイの空気を感じられればいいや〜」くらいだったのですが、見ていくうちにどハマり（笑）ラストには感動の涙！w
公開後もあまり話題になっていなかったのが残念なのだけど、AmazonPrimeのオリジナルドラマとして制作されていて、今は時の人となった横浜流星くんとか、やっくんの息子（かっこいいよ！！）が出演しているし、キャスト＆スタッフもかなり豪華な1本15分×25分のミニドラマに仕上げられています。
ちなみに、2018年のつるデミー賞でもご紹介済みの作品！（よかったらこちらも読んでね）
あらすじ
日本でのパンケーキブームの火付け役として知られる、ハワイのカジュアルレストラン「エッグスンシングス」。日本進出の裏には、ひとりの女子大生と彼女を支えた家族と仲間達の心温まる物語があったー。湘南に住む少女・夏海はハワイでのある出会いをきっかけに、世界的人気店のオーナーになることを決意。本作は苦悩や挫折を味わいながら、彼女が夢を叶えるまでの軌跡を描く。父との想い出を胸に、未来を見て真っすぐ走る姿にちょっと背中を押される、実話に基づく爽やかなサクセスストーリー。
めげずに夢を追い求める主人公の女子大生・澤野夏海を好演するのはドラマや映画で引っ張りだこの川口春奈。総監督には『犬と私の10の約束』『超高速！参勤交代』の本木克英、脚本総監修に連続テレビ小説「ひよっこ」などのヒットメーカー岡田惠和を迎え、ひとりの女子大生と彼女を支えた家族や仲間達の心温まる物語を描き出す。そして、主題歌として提供されたのはスピッツの「スターゲイザー」。作品の世界観ともマッチして彩りを加えている。また、本作は1話あたりの配信時間を約15分と通常よりも短く設定しており、これはPrime Originalドラマとして新しい試みとなる。朝の支度中、電車の中、お昼休憩中、待ち合わせの間、夜ビールを飲みながら―。日常のちょっとした空き時間に楽しめる気軽さも本作の魅力。
公式サイトより引用（http://shirotokiiro.jp/intro/index.html）
予告編
川口春奈主演！Prime Original『しろときいろ 〜ハワイと私のパンケーキ物語〜』予告編｜主題歌はヒットメーカー、スピッツの名曲「スターゲイザー」に決定！｜Amazonプライム・ビデオ
【実話】みんな大好きなハワイの空気を満載！ そしてスピッツも合うぅ〜♪
あらすじにもありますが、このドラマは実話を元にした作品です。
ハワイのパンケーキといえば……？？
「エッグスンシングス！！！！」
と多くの人が答える、あのお店が舞台です。
もうさ、「エッグスンシングス」のパンケーキ（パイナップルが乗っているやつが好きw）って本当美味しいのよね〜。あぁ食べたい！
ドラマ舞台は、湘南とハワイを行ったり来たりする形で展開されるのですが、ハワイのシーンは有名なお店とか場所がめっちゃたくさん出てくるからこんな時期でも行った気になれちゃいます。
そして主題歌はスピッツ。「ハワイ」と「スピッツ」ってなんか合わないように思うじゃない？ それがね、めちゃくちゃ爽やかでベストマッチなんです！！！
この選曲した人本当素晴らしい！！！！！！「スターケイザー」を聞いたらハワイの海が勝手に浮かぶ脳みそになっちゃったもの（笑）。
あとこのドラマ、スタッフもキャストも豪華なのですが、注目してもらいたいのは、やっくんこと薬丸裕英さんの息子、薬丸翔さん！
ハワイに詳しいやっくん一家だからこその配役だったのかな？と思ったりしたのですが（笑）、英語もしっかり喋るし、不器用な感じというか「間」の取り方がすごい好きなの〜。ハマり役だったと思います！
どんな人かというと、女子3人の後ろで、ぬぼっとした表情で白T着ている子です（笑）。役でメガネをかけているんだけど、私のめっちゃ好きなタイプの顔でして、見るたびにわーきゃー言ってました。
2018年時点で、横浜流星くんはそんなに話題じゃなかったので、「こりゃやっくんの息子売れるわ〜」って思ってたら、いつの間にか流星くんが話題になっちゃっててねw
個人的にはもっと売れて欲しいと思っている俳優さんのひとりです。
あと「カフェやりたい！」と簡単に言っちゃう人にもぜひ見てもらいたい作品。
そんなに甘くないのよ！ カフェを始める＆続けるってことは！！
実話を元にしているから、開業者の思いとか、開業資金を集めるところとか、開業してからのドタバタとか結構リアルで、その視点から見るのも楽しかったです。話題のカフェを作ること、そしてチェーン化すること、本当甘くないんだなぁと改めて感じました。
このドラマを見た後にハワイを訪れたり、日本で「エッグスンシングス」を食べるときには味わいが変わってくること間違いなしです。
2020年6月末まで外出制限されるハワイですが、またいつの日か行ける日を楽しみに、今はハワイの音楽聞いたり、映像を見たりしながら楽しみたいと思います。
配信サイト
ライフ・オブ・ザ・パーティ
THE コメディアン女優メリッサ・マッカーシーを余すことなく堪能できる『ライフ・オブ・ザ・パーティ』は、Netflixに入っている人なら見放題で楽しめます。ずっとクリップしていたんだけどなかなか見るテンションになれなかったのですが、めちゃんこハッピーだから、悩んでいるなら早めに見ることをオススメします！
あらすじ
「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のメリッサ・マッカーシーが主演を務め、離婚をきっかけに大学に通い始めた女性が本来の自分を取り戻していく姿を描いたコメディドラマ。夫や大学生の娘と暮らす専業主婦のディアナは、ある日突然、夫から離婚を言い渡される。ディアナはショックを受けながらも、人生をやり直すべく大学に復学することを決意。娘と同じ大学に通い始めた彼女は、自分の流儀で学生生活を満喫しながら、忘れかけていた本当の自分を再発見していく。監督はマッカーシーの公私に渡るパートナーで、「タミー Tammy」などでも彼女とタッグを組んだベン・ファルコーン。
映画.comより引用（https://eiga.com/movie/88715/）
予告編
「人生を楽しむ」には年齢制限なんてないのだ！ な作品
冒頭からぶっ飛んでいるので、とにかく何も考えずに100分ほど時間があるなら見て欲しい！ 特に、全国の高校生以上社会人未満の娘がいるママたちにっ
私には子どもはいないけど、姪っ子が大学生になったら、これをやりたい！ と密かに狙っている（絶対に怒られるけどね！）。
もう絵に描いたようにHAPPYオーラに満ちたママがある日突然、パパに「離婚しよう」と告げられるんですけど、「そういえば私って、結婚するために大学を中退したんだったわ」と思い出して、娘が通う大学に進学することになるんですよ。この時点で「え？」なんだけど、入学後に、パーティしたり、謎なルームメイトと暮らしたり、娘の友だちと遊んでいく中でストーリーが進んでいきます。
監督は主演のメリッサ・マッカーシーの旦那だってから、驚き！
メリッサ・マッカーシーも脚本協力しているので、女性目線というかおばさん目線というか下ネタも満載で、「わかりみ」がすごい（笑）。遠慮がないというか、夫婦で作る映画はめっちゃ楽しかったんだろうなーと思いますw
やりすぎなことや、奇抜なことは起こるけど、最後はハッピーエンドだし、誰もがハッピーになれるので、何も気にせず見てもらいたい作品。ド派手なコメディ映画というよりも、家族の物語だから、めっちゃ笑える！ というよりハートフルを期待して見てもらう方がシックリくるかも？
個人的に好きだったのは、メリッサ・マッカーシーのダサい服と、娘がまじいい子過ぎて泣けちゃうのと、どんどん人生を謳歌していくおばさんパワーかな。あと、友だち役のマーヤ・ルドルフも最高！
年齢を重ねるとはっちゃけることをしなくなるけど、私はこんなおばさんでいたいなぁ〜と思いました。何歳になっても、人生は楽しめる！ まさに、Life Of The Party やで！
配信サイト
ミッドナイト・イン・パリ
3回ほど見て「わぁ〜めっちゃいいじゃん！」とふに落ちた映画が、こちら『ミッドナイト・イン・パリ』。昨日ご紹介した『ナイト・ゲーム』に出演しているレイチェル・マクアダムスも出てます（これがまたね、いやぁ〜な役なんだけどかわいいから憎めないのよw）。
監督は、もう大大大好きなウディ・アレン。好き過ぎて、これまでに『アニーホール』は7回ほど見ていますが、今のところまだまだ飽きることなく、毎回みるたびに新たな感動があって、多分死ぬまで見続ける映画だと思います。
今回ご紹介する『ミッドナイト・イン・パリ』は、正直一回じゃ魅力が伝わらない映画なので、その辺をご紹介できればと思っておりまする〜
あらすじ
「アニー・ホール」「それでも恋するバルセロナ」のウッディ・アレン監督・脚本によるラブコメディ。ハリウッドで売れっ子の脚本家ギルは、婚約者イネズと彼女の両親とともにパリに遊びに来ていた。パリの魔力に魅了され、小説を書くためにパリへの引越しを決意するギルだったが、イネズは無関心。2人の心は離ればなれになり……。キャストはギルにオーウェン・ウィルソン、イネズにレイチェル・マクアダムスのほか、マリオン・コティヤール、仏大統領夫人としても知られるイタリア出身の歌手カーラ・ブルーニら豪華スターが顔をそろえる。第84回アカデミー賞では、アレン自身3度目となる脚本賞を受賞した。
映画.comより引用（https://eiga.com/movie/88715/）
予告編
「昔は良かったなぁ〜」といつまでも回顧していると、どうなる？
ストーリーは、パリに憧れる作家のオーウェン・ウィルソンが、婚約者とともに憧れのパリにくるのだけど、なんだかパッとしない。夜、街をフラフラと歩いていると、ちょっと古い車がやってきて大好きだった1920年代のパリ黄金時代にタイムスリップしちゃう！ というコメディ。ちょっとSFチックなラブロマンスで、誰もが思う「あったらいいな〜」を実現してくれちゃう映画になっています。
ヘミングウェイやらピカソやらダリやらもう有名人のオンパレードだから、これらを知らない人は「ん？」と思ってしまうし、タイムスリップのことを「そんな馬鹿なー」とか「ありえないわ！」と思ってしまう人にはちょっと辛いかも（笑）。
あとこの『ミッドナイト・イン・パリ』には、「小ネタ」が満載なので、
1回目：まずは流れを見る
2回目：1回目で「誰？」って思った人を調べたり、登場人物の歴史を調べたり、レビューを読んだ知識を踏まえて見る
3回目：落ち着いて、お話に没頭する
という見方をするとめちゃくちゃ楽しめます（笑）。まあ、そこまでして見なくていいよと言う人は、ある程度レビューとか読んでからでも十分かもw
あまり大きなネタバレっていうのもないので、レビューを見て「は？」と思われるよりかは、主人公が話す言葉とか、オープニングから一気に気持ちを持っていかれる素敵なパリの風景とか、そういうところに注目して楽しんでもらいたいなーと思うのです。
私も最初にみた時は、ラストになんだか納得できなくて「なんで？」と思ってしまったのですが、2回目で「そりゃそうなるわな！」と思って、3回目で「良かった良かった♪」と思えました。（こんなにウディ・アレン作品で印象が変わるのは珍しいのですがw）
パリの世界観がかっこいいというのはもちろんあるのですが、自分だったらどの時代にタイムスリップして、どんな人と話をして恋をしたいか考えるのも楽しいです。
「あぁ〜8時だよ全員集合を見ている時代に生まれたかった！」とか「スターウォーズをリアルタイムで見たかった〜」とか「日本語ラップ創設期に立ち会いたいなぁ」とか普段『あの頃は良かったんだろうなー』と言っていることが、夜の新宿あたりを歩いていると古ぼけたタクシーが迎えにきて、タイムスリップしちゃう！ とか最高じゃないですか？
映画のラストでちょっとネタバレになっちゃいますけど、こんなセリフが出てきます。
Gil: Adriana, if you stay here though, and this becomes your present then pretty soon you'll start imagining another time was really your... You know, was really the golden time. Yeah, that's what the present is. It's a little unsatisfying because life's a little unsatisfying.
引用元：https://www.eiga-square.jp/title/midnight_in_paris/quotes/17
簡単に訳すと、「いつの時代も前の時代に憧れて、「今」には不満を感じるものなんだよ。人生ってもんは退屈なんだよ」というセリフ。
ついつい言葉に出してしまう「昔は良かったなぁ〜」ですが、昔の人もさらに昔をいいと思っていたし、平成は昭和に憧れ、昭和は大正に憧れ、みんな過去に憧れを持っていたんだよなぁ〜と。
つまり、退屈だなーと思っている「今」も振り返ってみれば、最高だったなと思われる時代もくるということ！ そう感じると、もっと今を大切に楽しく生きたいと思うようにはなりませんか？
当たり前だけど大切なことをウディ・アレンにまた教えてもらったような気持ちになりました。
まだ見たことのない人はぜひ3回見て、楽しんでくださいね！笑
配信サイト
