ゲーム・ナイト
ポスターや予告編だけみると「う〜ん」な映画だったのですが、レイチェル・マクアダムスがめちゃんこかわいいのでみちゃうぞ! とみた映画。
これが、正解でした!
アメリカン人がお家に集まって、ジェスチャーゲームやボードゲームを楽しむ「ゲーム・ナイト」。日本人にはあまり馴染みがないけど、この文化自体ももっと広がってもいいのに〜なんてみながら思っていました。
BARみたいなところでクイズ大会するのは、別の映画でもみたことがあって「いいなー」と思っていた文化。そこで知り合った二人が結婚して、ゲームナイトを楽しんでいるなんてところからストーリーは始まります。
あらすじ
「モンスター上司」のジェイソン・ベイトマンと「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスが夫婦役で共演し、謎解きゲーム中に本物の犯罪に巻き込まれてしまった人々を描いたコメディドラマ。ゲーム好きな夫婦マックスとアニーは、週に1度、友人たちと集まって様々なゲームに興じていた。ある日、彼らはマックスの兄ブルックスが企画した謎解きゲームをすることになるが、そこへ覆面姿の男たちが侵入してきてブルックスを誘拐してしまう。しかし参加者たちは演出だと勘違いし、ゲームを攻略するべくブルックスの行方を追うが……。共演に「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のカイル・チャンドラー、「バトルシップ」のジェシー・プレモンス。監督は「お!バカんす家族」のジョナサン・ゴールドスタイン&ジョン・フランシス・デイリー。
映画.comより引用(https://eiga.com/movie/88715/)
予告編
最後には笑える、コメディ映画! 伏線もいっぱいで満足度★★★
予告編では結構シリアスな感じにまとめられてて「どんな映画?」と思った人も多いかもしれませんが、うそ〜って思っていたことが実は本当で、どこまでがリアルで、嘘なのかわからなくなって振り回されるけどラストはハッピー! というコメディ映画。
主人公のジェイソン・ベイトマン演じるマックスの元に、あまり好きではない自称・大金持ちの兄(カイル・チャンドラー)がやってきます。
「俺が借りている家でめっちゃ面白いゲームやろうぜ、来週!」
と誘われ、断るつもりが断れず開催されることに。
でもそのゲームが実は・・・というお話。
もう何もかもが規格外だから、アクション要素もホラー要素もサスペンス要素も夫婦のラブラブ要素も兄弟との因縁要素もとにかくごちゃごちゃで、結果、どコメディ映画に仕上がっています(笑)。
めっちゃ笑えるか?
というと、私も大好きな『ソーセージ・パーティ』のような何も考えずに笑うタイプの映画とは違うので、ただ笑うだけでは物足りない人にはちょうどいい映画かも。
登場するキャラクターが個性豊かで好きになるし、
実際に自分の家に友達を呼んで「ゲーム・ナイト」もしたくなるし、
レイチェル・マクアダムスが「えーこのとき40歳なの!?」と驚くほどかわいいし、
冒頭の「子供ができない」ってくだりも笑えるような編集でほっこりするし、
最後は絶対ハッピーだから安心して見れるし、おすすめでやんす。
個人的にキモくて、怪しくて、好きだったのは隣に住んでいる警察官役のジェシー・プレモンス。
マッドデイモンのそっくりさんとして知られているとwikiにも記載があってウケるー!
ね、似ているでしょ(笑)
後半、彼のグッジョブによって救われる場面もあるし、彼が好きだなーと思ったらエンドロールも注目な作品です。見終わると「あれ、主役ってジェシー・プレモンスだった?」と思ってしまうかも。。。
今のところ、NetflixやAmazonプライムなどの配信サービスではご覧いただけるので、サブスク使っている人は一見の価値あり。
あまり知られていない、ナイスなコメディ映画なのでぜひ!
配信サイト
2019年つるデミー賞
アカデミー賞の季節がやってきました!
さぁ! 今年もアカデミー賞と同じくらい話題(当社比)のつるデミー賞を発表させていただきます!!!!
つるデミー賞とは?
本賞は、つるたちかこが2019年に見た
・劇場映画
・DVD
・ネット配信動画
のなかから、「これはよかった」「ハマった」な作品を全5部門でご紹介する賞です。2019年に見た作品を対象としているため、古い作品が混在していることもございますので、ご了承ください。
※ 受賞したからと言って何があるとかはありません。
つるデミー賞・いけてるメンズ賞
『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019年公開)』他 アダム・ドライバーさん
2年連続アダム・ドライバーさんが受賞です!!!! もうね、大好き。
今回のスターウォーズも本当よかったぁ〜。救われたよ、カイロレン! いや、ベン!
まだ1月5日現在は公開中ですので、まだ見ていない方は是非是非!!!
この勢いだとネタバレしまくりそうなので、カイロレンについては別途書きたいと思います(笑)。
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」ありがとう編 大ヒット
他にも2019年は、アダムドライバーだらけといってもいいくらいたくさんの作品に出演されていました。
もう全部紹介しちゃいますね!笑
2019年の本家アカデミー賞の脚色賞も受賞した『ブラック・クランズマン(2018年公開)』
BlacKkKlansman - Membership Card (4K UHD)
みんな大好きKKKをモチーフにしたこちらの作品。
ある程度の歴史を知っていれば日本人でも存分に楽しめるし、何よりユーモアたっぷりでおしゃれなスパイクリーの世界観が最高!!!
何度もふぉ〜〜! と言っちゃいます(笑)。
そしてそして、 Netflix限定の『マリッジ・ストーリー(2019年公開)』ね。
もうね、この作品自体は夏くらいから楽しみで楽しみで。予告編を何度も見ては泣いていました(笑)。
もう公開されてすぐチェックしましたよぉ〜。だってもう大好きな二人が夫婦役で出るなんて夢のようなキャスティング! もう幸せハッピーな映画になんだかんだでなるんでしょ? なんて気持ちで見ていたもんだから。もう、なんていうかもう、もうもう!!
この映画自体すごい好きなんだけど、ハッピーな気持ちになれるか? っていうとちょっとなれなくて、私はこの映画を見た後「アダムドライバーが幸せな姿を愛でたい」と、昨年もご紹介した『パターソン』のDVDを購入してしまいました(笑)。
とにかく大好きなアダム・ドライバーさんは、2020年も公開予定の作品がちらほらございますので、楽しみ〜♪
2020年のうちに出演作品は全部みようと思っておりますので、待っててね! アダムドライバー!!!!!!
つるデミー賞・いけてるオンナ賞
『いつかはマイベイビー(2019年公開)』アリ・ウォンさん
アジア系の女性でこんなに「面白い!」と思った人は初めてかも。ってくらい最高でした!
ちょっと前に公開されてた『クレイジー・リッチ』も見たんだけど、なんか中途半端というか、残念ポイントが多めで。やっぱりハリウッドでアジアの作品っていうのは難しいのか? って思ってたんだけど、Netflixの『いつかはマイベイビー』がマジで最高!
そして予告編にも出演してますが、キアヌリーブスがまさかの登場してくれます。「キアヌ出てくる〜!」わかってても120%笑えるから大丈夫です。
Netflix入っててこれ見てないなんてマジでもったいないから見て〜〜! アジア人がちゃんとゲスい言葉使ってコメディやっているのが本当に感動します。なんでこんなにすごいのかな? と思ったら、彼女はスタンドアップコメディ出身なんだよね。
結婚、妊娠、出産、子育て、女性の活躍! みたいなところを面白おかしくスタンドアップしているので、合わせて見てもらえるとさらに楽しさ倍増です!
https://www.netflix.com/jp/title/80101493
あー私も英語勉強しよ(笑)。
毎年言っているけど、今年こそ!!!!!! 学校に通う!!
つるデミー賞・音楽賞
『オトトキ(2017年公開)』
復活したイエモンに密着のドキュメンタリー/映画『オトトキ』予告編
2019年6月の横浜アリーナも行きましたが、この映画はね、2〜3回みましたよ(笑)。
2019年は『9999』というアルバムもリリースしまして、ツアーもしてたTHE YELLOW MONKEY。
音楽はず〜〜〜〜〜っとイエモンばっかり聞いてました。
おいおい! 映画の音楽部門だろ?
なんて声が聞こえてきますが、映画もめっちゃみたし、曲もめっちゃ聞いたんだもん!笑
イエモンのためにスカパーも契約して(現在は解約していますw)、NHKの8K放送をみに行って、かなり貢いでいます(笑)。
2020年4月にも東京ドーム公演が控えているので今からめっちゃ楽しみ〜〜♪
久々に「あぁ〜ファンやっている!」と思えた1年でした。
あと地味に凄かった音楽業界ネタとしては、L'Arc-en-Cielのサブスク解禁ね。
高校時代、ファンクラブに入っていたので(笑)、これを機に私もYoutubeプレミアムに登録してしまいましたよ〜〜〜。なので今年はYoutubeも見る機会が多くなりそうです。
つるデミー賞・ドラマ作品賞
『凪のお暇(2019年/TBS)』
公式のYoutubeがなかったのでこちらで!
いやぁ〜曲聞いてるだけでも泣けてきた〜〜〜!!!
原作も大好きだったんだけど、ドラマはドラマでちゃんとキュンキュンするポイントがいっぱい散りばめられていて毎週金曜日がこんなに楽しみ! っていうのが初めての感覚でした(笑)。
妹と一緒にLINEしながら、あーだこーだ言いながら遠隔で同じテレビ見るのが本当楽しかった。私は断然シンジ派でした!!!!!
あと同じくTBS系列のドラマ『ノーサイド・ゲーム(2019年/TBS)』もめっちゃハマりました。
2019年は個人的に『水曜どうでしょう』にハマった年でして、実は『どうでしょう祭り』のパブリックビューイングを見にお台場の映画館まで行きました(笑)。
なので新作も1&2話は見ているんですよぉ〜〜!
都内では1月15日から『水曜どうでしょう』の新作が放映になるので、そちらからも目が話せませんな!! グハハハハ〜〜〜〜!
あとドラマというか、バラエティですが『バチェラー』も最高だった1年でしたね。初めて見たのですが、『バチェラー シーズン3』からみんなに見て欲しい! まじで最高傑作だと思います(笑)。
つるデミー賞・映画作品賞
『ブリグズビー・ベア(2017年公開)』
今年も悩んだ〜〜!
アダム・ドライバー出演作品はどれも本当に良かったし、『スパイダーバース』も3回見てるし、一応X-MENも完結したし、『JOKER』みたいな作品もあるんだけど……でも一番心に残っていたのはこれだったんです〜〜!
映画『ブリグズビー・ベア(BrigsbyBear trailer)』予告動画
2017年に公開されているから結構前なんだけど、日本では2018年公開で、私はDVDになったやつを見ました。最初は全く興味なくて(笑)ふ〜んくらいで見始めたんだけど、どんどんどんどん吸い込まれて、私もあの中のひとりにいるんじゃないの? くらいな気持ちにさせてくれた、本当に大好きで大切な作品になりました。
この映画は、幼い頃からのお友達で作ったものなのでその「愛」が本当にたっぷり詰まってて。そこにも感動しました!
ビジュアルもおしゃれで可愛いし、グッズが欲しい!!!
あとスターウォーズのルークが出てくるんだけど、私はこっちの印象が強すぎで、この前新作見た時に「あ、お父さん!」と思ってしまいました(笑)。ルークを超えたマークハミルがここにはいます!!
ちなみに、次点は『男はつらいよ お帰り寅さん(2019年公開)』。
これは寅さんファンなら絶対見て欲しい!
ファンじゃなくても見る価値はあります。私は公開初日に見に行ったんですが、いやぁ〜泣きましたね。少ない観客でしたが、そこにはちゃ〜んと寅さんがいて、そしてこの映画を見た今も心の中にはちゃ〜んと寅さんがいてくれる。そんな作品になって、私はもうこれを見てから心がぽっかぽかじゃよ!
あとこちらも最高だった『おとなの恋は、まわり道(2018年公開)』。
これは好み分かれるかもしれないけど、まるで私!?って思うくらい最高の一本になりました。
ウディアレン映画みたいな言葉がガンガンと飛び交うので、そういう映画が苦手な人は苦手だと思いますが、セリフがいちいち面白いから、言葉のエンタメを楽しみたい人、世の中を斜めからしか見れない人にはおすすめの一作でした!
総括
2019年は、2018年と同じく74本でした。やっぱり100本への壁は高い(笑)。
目標は高くした方がいいと占いで言っていたので、今年は180本を目標に見たいと思います。
2020年は、邦画で面白そうなのが目白押しなんですよね! あとエヴァね!! 多分というか確実に2020年の作品賞はエヴァになると思いますが(笑)、2020年のつるデミー賞もどうぞお楽しみに!!
ムンク展
1月19日(土)にムンク展に行ってきました。
展示は1月20日で終わってます。
次はいつムンクの「叫び」に会えるかわからないということで、本当に見れるときに見ておいて本当よかった!!
行けなかった人、残念でした!!!笑
なんでいきなり美術館へ?
ハライチの岩井さんがお母さんと「ムンク展」に行ったというのを聞いて(ミヤーンさんの文字起こし参照)、行きたくなっただけ!!笑
(岩井勇気)4つ、あるんですよ。いろんな手法で書かれている叫びが4つ、あるんですよね。
(澤部佑)あの絵はあの絵なの?
(岩井勇気)本当に同じような絵が4つあるんだけど。だからみなさん、どのイメージなんでしょうね?っていうね。
(澤部佑)自分の中にイメージしている『叫び』は。
(岩井勇気)で、その中の1作品だけ来ているんだけど。でも『叫び』って、あれはあの人が叫んでいるわけじゃないのも知っていました?
(澤部佑)ああ、もう知りません。なんですか? えっ、違うの?(笑)。
(岩井勇気)あの橋で自然の叫びを聞いて耳を塞いでいる様子なんですね。あれって。
(澤部佑)えっ、みんなこれ、知っているんですか? でも、明らかに叫んでいるじゃないですか。
(岩井勇気)叫んでいるみたいな感じですけど、耳を塞いで「うわーっ!」ってなっているっていう。
(澤部佑)「やめてくれー!」みたいな?
(岩井勇気)そうそう。みたいな感じになっているらしいですよ。だからそんなムンク展にね、今日母親と行ってきたんですけども。
私も「ふびゃー」って叫んでいると思っていたんです。
しかもこのラジオ聞いてから行ったのに、帰り道に旦那さんに「叫んでたね〜」と言ってしまい、「耳塞いでるんじゃないの?」って言われてしまいました。恥ずかしい。。
ちなみに来日していた叫びは、これ。
んで、4つある叫びは、これら。
出展
ムンクの「叫び」にはいくつものバージョンがある?実は叫んでいない?【a】|ミライノシテン
この「叫び」ですがめっちゃアップデートしまくっているんです。
ムンクって他の絵でも同じものを何個も何個も描いてて、個人的にはアップデートするたびにダメになっていっているように見えてしまって(笑)。
紙じゃないものに描いたりKUFUしまくっているんだけど、オリジナルが一番いいよねって思っちゃう……ごめんね、ムンク!
ということで、面白かったところを振り返っておきたいと思います。
90分待ちって。とにかく混んでた
とにかく混雑がすごかったんです。
最終日前日ということもあってか、夕方にいっても90分待ち!
さらに「叫び」を見るまでにも5分くらい並んでたし、
お土産コーナーでも5分くらい待ちました。
展示はゆっくりじっくり見てくださいっていうよりも、100点近いムンク作品が一同に揃ってて、じゃんじゃん見てくれ〜ぃ! という展示だったので、中に入ると結構スムーズに人が動いていました。
待つのがとにかく嫌いなのですが、「見てよかった!」と思えるのはやっぱり見ている時間が楽しかったからかなー。待つのも「ムンク展のひとつ」って思えたし、待った甲斐があったなとも思えました。
これからも色々と展示には行ってみよう! と思わせてくれた、ムンクさんには感謝ですね。ちなみに、次行きたいなーと思っている展示は、すみだ北斎美術館の「北斎アニマルズ」です。
http://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/588
他にもおすすめ展示があれば教えて欲しい〜!
ムンクは生涯独身で孤独死しちゃったんだぜぇ〜
ムンクさんについても少しお伝えすると、あんな絵を描いているからなんとなく想像できるかとは思いますが生涯独身だったようです。
展示で最後に飾られていたのが、「自画像、時計とベッドの間」でして、あぁこの人はあえて寂しさを選んで芸術に昇華させてたのかな、とか勝手に想像しちゃうのでした。
詳しくはこちらから。
「叫び」もいいけど、他の作品も面白い
「叫び」はもちろん良いのですが、他にも気に入って「疾駆する馬」「幻影」のポストカードも購入しちゃいました。
「太陽」も見た瞬間、ゾゾゾっと鳥肌が立つ感覚があったり、
緑色の使い方がうまいなーと思ったり、
のっぺりした顔で描かれていたり、
すごい神秘的な色合いで描かれたり、どの作品も面白かったです。
あと意外だったのは、自分の作品だけじゃなくて、パトロンさんたちの肖像画をたくさん描いてたみたいで、生涯独身で突っぱねてた頑固で孤独でやばい人っていう感じじゃないんだ〜とも思ったのでした。
知らなかったことを色々と教えてもらえたし、当たり前だけど「この人あの時代に生きてたんだもんなー」とどこかノンフィクションを見ているような気持ちにもなれました。
読書でその作者さんの考えに触れるのもいいけど、
絵画でその作家さんの人生に触れるっていうのもいいものだなーと感じたのでした。
映画秘宝 2019年3月号
映画秘宝の最新刊が発売されました〜
これなんだかんだで毎年購入させてもらっているのですが、各界の映画好きなみなさんや映画評論家のみなさんが、その年に見た映画のベストとトホホを決めるという号でして、あの人はどんな感じかな〜と眺めて自分と比べるのがとても楽しいのです。
映画秘宝の2018年ベスト&トホホのトップ3だけ抜粋させていただきます。
映画秘宝が選ぶ2018年度映画ベスト30!(トップ3だけ抜粋)
1位 カメラを止めるな!
2位 ヘレディタリー/継承
HIHOが選ぶ2018年トホホ10!(トップ3だけ抜粋)
2位 レディ・プレイヤー1
3位 キングスマン:ゴールデンサークル
トホホの2位と3位は私も劇場で見てました。
レディ・プレイヤー1はちょっと期待しすぎちゃったところもあったけど、トホホってほどじゃなかったけどなぁ(笑)。トホホ要素として考えられるのが、予告とか事前情報出し過ぎだったんじゃないかなーと言うのはありましたね。
ガンダム出て、メカゴジラ出て、アイアンジャイアントも出て、キティちゃんまで出てきたら、エヴァ出んじゃない!? トトロか!? ナウシカか? とか結構期待してしまったので(笑)。何が出てくるか秘密にして「どうぞ映画館で楽しんで!」という方がよかったのかもしれないな〜なんて思ったのでした。
あとキングスマン:ゴールデンサークルは、私もトホホでした。
もうね、キングスマン好きすぎるゆえになんだけど、前作を超えなかったし、無駄にキャラクター増やしすぎたわりに出てくる人前作と一緒じゃね? という残念感が強かったですね。
アメリカvsイギリスのはちゃめちゃを期待してたけど、ふわっとしちゃったし(笑)。
私、チャニングテイタムが好きなもんでね(笑)
めっちゃ出てくると期待しちゃうじゃないですか?
そしたらほぼ冷凍されてたからね!!! なんだよ!!
次回への繋ぎ回みたいになっていたので、そんなことにならないように3作目には期待したいと思います!
頑張れキングスマン!!
私もいつか映画秘宝でベストとトホホを発表できるようになりたいな〜(笑)。
ダルちゃん
今年も新井賞が発表されましたね。
コミックナタリーにまとめられていたので、「新井賞?」「ダルちゃん?」という方はこちらをご覧くださいな。
もともとダルちゃんは、資生堂のウェブサイトで公開されていて、「おおー資生堂が攻めてる!」と思ったのも懐かしや、2017年10月〜スタートということでもう1年以上も前だったのですな。
毎週楽しみにしていたんですが、いつの間にか更新されなくなって、私もダルちゃんの存在を忘れかけていた時、本屋さんで見つけて「え!」と思っていたら、なんと新井賞。こりゃ読まずにいられませんわなw
書店で手にとって、こんなに成長しちゃっているダルちゃんを読んでウルウル。その場ではすごい感動してがんばろ! ってなりましたが、そんな私もすでにダルちゃんに戻っています(笑)。
ダラダラ=ダメ
っていう風潮がありますが、私はダラダラできるうちにしとくべきって思っちゃうんですよね。
「働きマン」以降、働く女性はかっこいいというラベルを貼られちゃってて、もちろん稼げる力のある女性はスンバラシイし、子育てして働いて完璧で非の打ち所ありません! ってのもいいんだけど、いやいやみんながそこ目指さなくてもいいじゃん。と思うわけですよ。
人生に正解なんてないのに、まるでバリキャリが正解で、ダルちゃんが間違いみたいになっているんだけど、違うと思うのよね〜。
90年代、みんながアムラーだった時代を生きてきた女子たちにとっては、目指すべき「誰かになる」のが正解だった。
00年代、女子も社会に進出するようになってお局がどうこう言われて、女のキャリアは「主婦」or「仕事」の二択でどちらかを「選ぶ」のが正解だった。
10年代、震災があって「生き方」を考えるようになって「自分らしく生きる」ことが正解に。
人生は自由なはずなのに、正解が決まっているこの世界で生きていくのは本当辛いよねぇ。
20年代、女性はどんな正解を求めて生きていくんだろう。
そんなことを思いながら、ダルちゃんを読んでみてくださいな。元気になりますが、それとともにちょっとおセンチな気持ちになれますぞ(笑)。
KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~
インフルエンザA型にかかりました。
完全に治ったと思うのですが、今回のA型は本当長引きますね。
なんだかダル〜っていう状態がずっと続いていて、
ほぼ気持ちの面だと思うのですが、侵食されている感がすごいです……。
めっちゃネガティブに襲われるので、お気をつけください!
ということで、今回ご紹介するのはネットフリックスの新番組『KONMARI』です。
もうみなさんご存知の近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』を元に、部屋を片付けられない人たちがこんまりメソッドを実際に体験してもらいながら、スパークジョイしながら、片付けていく番組です。
- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 36人 クリック: 372回
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そう、片付けるだけの番組なのにめっちゃ面白いんです。
私も元片付けられない人だったのですが、
こんまりさんの本を読んだ&旦那さんがきれい好きだったということが重なり、引っ越し&結婚のタイミングでしっかり片付けられる人になりました。
昔は『MASTERSオブお家芸 サイプレス上野とロベルト吉野 feat.宇多丸』のリリックに出てくるような
投げっぱなしの割に バッチリの配置
な部屋で(笑)、汚いけど好きな物に囲まれてどこに何があるかは把握できていました。
確かに好きなものに囲まれているのは気持ちいいし、「汚いくらいな方が落ち着く」というスタンスだったので、なかなかスッキリと物が無い部屋というのは落ち着きませんでした。
でも今なら言える!
きれいな方が気持ちいい!!!
そして無駄な買い物をして後悔しなくなる!!!
無駄な行動は大好きですが、
無駄な出費でイライラしていた(されていた)私にとって、
「買う」行為としっかり向き合えるようになったのです。
片付ける=捨てる
と思う人が多いと思いますが、それだけではなくて人生がスパークジョイする楽しさをこの『KONMARI』は教えてくれます。
個人的に好きなエピソードは、
6. ガラクタとの決別
です。旦那さんがまぁいい人なんだわ〜。嫁にイライラしちゃう人もいるかもしれないけど、ふたりがひとつの目標に向かって「ここだ!」ってタイミングで一緒に向かう時があって、それが小さなことなんだけど感動しちゃいます。
ぜひぜひご覧くださいな〜〜
伝説のお母さん
昨年Twitterのタイムラインで話題になっているのを見かけた『伝説のお母さん』。
作者さんのサイトで全話公開されていますので、
「何それ?」という方!! 今すぐチェックなのよぉ〜
いちいちページ切り替えるの大変。。という方は、
電子書籍でも販売されておりますので、こちらでもご確認くださいな。
RPG未経験だった私がこの漫画を読んでも面白いのかな? 思っていたけど、
読み始めたらウルウル涙を流してしまうくらい感動してしまったよ!
さらに『伝説のお母さん』にちょっと影響を受けて、チャレンジしてみた人生初のRPG「ファイナルファンタジー3」ですが、こっちもめっちゃ面白かった!!
ちなみに『ファイナルファンタジー3』はファミコンミニで遊べます。
実際にRPGをやったことで、より家族のことも考えるようにもなりました。
仕事、家族、自分らしさ。
この3つを両立するって今までイメージできなかったんだけど、
『伝説のお母さん』と『ファイナルファンタジー3』をやったことで
こんな感じなんだな…とお母さんを追体験できるというか、
世の中の子持ち女性ってこんなに大変だったんか!!
気楽に生きててごめん!!
って気持ちになりました。
もちろん、子育てをするそれだけに集中するって素晴らしいと思うし、
できるならそれで暮らしていきたいなとかも思うけど、
それだけになってしまうと私の場合、自我が崩壊しそうだし、
家族のことを思えばもっと潤いのある暮らしができるように稼ぎたいし、
仕事をしている自分、母の自分、女の自分。
全てバランスよく、自分はもちろん周りの人も幸せにするってすごく大変なことだったんだなと改めて感じたんです。
一人だったときには、好きな仕事や趣味で自分の欲望を満たせれば十分だったし、それで私のMPはどんどん増えていったし、使える魔法も増えていったと思うんですよね。(HPは若いときより減りやすくなったけどw)
でも結婚すると、その魔法を自分のためだけじゃなくてパートナーのために使う方が自分の精神状態が安定したり、「あ、この魔法さえ使っていれば仕事はなんとかなるな」とかバランスが取れるようになってきて、いい意味で落ち着いて来るんだけど、ここに『子供』が入ってくると全然魔法の使い方変わってくるんだと思ったんです。
一人じゃなくて、チームでいきていかないとだから、旦那さんもめっちゃ優秀な賢者とかになってもらって、いろんな戦い方できるようになってもらわないと、子供もすぐやられちゃうし。
まさかFF3をやることでこんなこと考えるなんて思わなかったけど、そんなきっかけをくれた『伝説のお母さん』ありがとう!!