「明日こそ更新するから!」映画・読書のキロク

つるたちかこa.k.a.間違い大臣の鑑賞キロクです。やる気はあるのに、なかなか更新できません。

ジゴロインニューヨーク

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もうなんて素敵なの!!!!!!!!!!!!

映画の日に観に行って参りましたが、劇場はウディアレン好きな紳士淑女たちで満席でございました。

素敵なJAZZとちょっとレトロな画質でOPが始まり、「うわぁ〜もうこれ好きなやつじゃーん」と思わずにやける私。

もう"こんなオシャレな映画を見ている私"というのにじゃんじゃん酔える、お酒とか飲んでないのにちょっと甘めのシャンパンなんか飲んで気取っている自分になれました(笑)

脚本・監督を手がけたのはなんと!主役を演じているジョンタトゥーロさん。ウディアレンにめちゃめちゃ詳しいわけではないので、「今回の彼は良かった/悪かった」みたいなのはわからないのですが、ナイスコンビで見ていてとても幸せな気分になれました

 

以下、ネタバレもあります!予告編でほぼほぼネタバレしちゃってますし、別にネタバレしたからって面白くない映画ではないので、私は予告編みてこれは面白い!って思えた人は劇場に行ってもらいたいなーと思います。

ちなみに予告編はコレ。


映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』予告編 - YouTube

 

評価:4.8点

感想

・ニューヨークってこんなにオシャレな街なんですか!?今まで海外にほっとんど興味なかったけど、こんな街なら住んでみたい。と素直に思えました。お金貯めよ(笑)

・思わず帰りの電車でサントラを購入してしまいました。それくらい音楽が素晴しい!映像もオシャレなんだけど、2014年で一番オシャレな作品でした。ちょうどよい下ネタと心地よい音楽、季節感のあるニューヨークの街並、おしゃれな衣装、小粋なトーク。ずーーーーっとこの世界の中にいたいな〜彼らの生活をのぞいていたいな〜って気持ちにさせられました。

・出てくるキャラがみんな明るくて楽しそうで、最後にはちゃんとみんな幸せになっていくあの感じ。でも超ハッピーじゃない、少し辛い部分も残しながら生きて行くあの感じ!好きだわ〜

・ウディアレンの演技が素晴しい!素なのかもしれないけど、ちょっとごもっちゃう所とか、真顔でジョーク言うところとか、最高!ユダヤ人に捕まった車中で大変な場面なはずなのに着信音は愉快だし、「ねえ何時に帰れる?」とか聞いちゃうあたり、アドリブなのかな?覗き見しているみたいでとても良かった!

・そしてジョンタトゥーロさん!あなた監督だったのね〜〜!

・ラビについてもうちょっと詳しかったら良かったな〜

・「彼をアイスのフレーバーに例えるなら、ピスタチオ」と「初めて女医とやった日の後のホースで水を流す描写」のところがオトナな笑いで良かった!

・もっと愛にどん欲に生きて行こうと思った!コメディなんだけど、ハッとさせられるポイントが多かった。

・私、男に生まれていたらウディアレンの役みたいな感じだったのかな・・その方が人生楽しかっただろうな〜と思ったw

・最後に「僕、引っ越すよ」っていうシーンで、ウディアレンが「言葉が出ないよ。長く一緒にいるとあうんの呼吸というやつかな?わかるんだよ」って言うんだけど、その後かわいい女の子との一件があり「で、いつ引っ越すの?」って流れが本当最高!結局言葉に出して伝えてるのに女の子に気をとられて忘れてるじゃん!っていうかわいらしさと、素直に「行かないで」って言えない気持ちがミックスされて、そしてこれからもこの二人はなんだかんだで続いて行くんだなっていう嬉しさで涙がホロリとしてしまいました♪

 

以上!

 

今もサントラをず〜っと聞きながら書いているんですけど、本当大好きな映画になりました。もっと日本でもコメディ映画が浸透したらいいな〜

PG12だったけど男娼の仕事ってだけで全然エロくないし、気負わずにたくさんの人にみてもらって「オシャレな映画体験」をしてもらいたいです。

私はもっとウディアレン作品を観て行こうと思います!