「明日こそ更新するから!」映画・読書のキロク

つるたちかこa.k.a.間違い大臣の鑑賞キロクです。やる気はあるのに、なかなか更新できません。

中学生円山

 

中学生円山 DVDスタンダード・エディション

うーん…

誰もが妄想してしまうことを、妄想レベルでは止められなくなってしまい、それが現実に起こってしまうコメディ映画でした。

男の子なら誰もが抱くであろう「自分のアレを自分で舐められるか?」という夢を叶えるために日々自主レンをしてるレスリング部の円山くん。

最初は、短編映画を観ているかのような構成が面白かったけど、ストーリーに大きな発展もないからなんだか中途半端で、普通の日常を描いているから登場人物もさほど強烈でもなくてもったいなかったなぁ〜

宮藤官九郎さんが脚本・監督なので、楽しみにしていたんですが、小ネタにより過ぎてストーリーが雑になってしまったような印象がありました。

 

以下、ネタバレあります。

 

評価:1.9点

感想

・期待し過ぎた!クドカンさんごめんなさいっ

・妄想シーンの描き方はさすが、クドカン。ウンババ良かった!ただ中学生ってそんなかい?という、女子にはわからぬ表現が多かったから、男子と女子では面白さが違う気がした。できるなら、中学生時代に見たかったな〜

・OPのナレーションとちょっと加工されたタッチとスピード感にすごい引き込まれて面白かったけど、その後、全体的にテンポが落ちたため失速…

・お母さんが韓流にはまるのは滑稽で面白かったけど、やっぱり美人でユーモアがある人がやる役柄じゃないよね〜せっかくのボケがなんかしっくり来なかった。泉ピン子とかがやったら良かったのに〜

・いろんなキャラがいすぎて内容が散漫。話の中心が円山くんなのか、くさなぎくんなのか、家族なのか、恋愛なのか、団地なのか、学校なのか、主軸がないまま話が進むからラストのアクション?シーンもなんかしっくりこないのよねぇ

・DVDが届いた?と、舐められるようになった?のとどいた?を勘違いしてたのはわかるんだけど、DVDが届いたのを普通聞くかな?くさなぎくんは嫌がらせととしてわざわざDVDをつくって送ってたわけだし、他の家にも送ってたから、彼だけに聞くのはおかしいよね?それにくさなぎくんからだとわからせたいならジャムと同じく家に届ければいいじゃん?

・最後さ、殺される必要あったのかな?

・時間長く感じた。

・おじいちゃんは良かったんだけど、演技が…(笑)わかるよ、わー!この人がぁ!?みたいな驚きがあるから楽しいんだけどネタじゃん?公園で目覚めちゃうシーンも正直長いし、わざわざ徘徊じいさんの役を団地の中で演じないといけない理由も不明だし、ちょっと主張しすぎな役だったかもなぁ〜

・くさなぎくんの嫁がやられちゃったのって子どもの成長具合から読み取ると数年前だよね?なのに今までいくつかの団地で殺人事件が起きるって期間としてあわなくない?全てに整合性を求めてるわけじゃないけど、なんか時間軸が微妙だなぁと思いました。

 

以上です。

だいぶ、ブログ更新してなかったからこれからまとめてアップしまくります!