歩いても歩いても
🎶 街の明かりがとてもキレイねよ・こ・は・まぁん
ということで、オススメされた映画、歩いても歩いてもを拝見致しました。
どんな映画で誰が出てるかとかも見ず、TSUTAYAでパッケージを見つけてすぐレジへ。
そしたら、前回のカラスの親指 - 間違い大臣と同じ、阿部寛が出てるし‼︎って軽く興奮w
このDVDの良いところは予告編が本編後に収録されているところ!すぐ始まるのが嬉しい☆
以下、ネタバレあります。
評価:3.8点
感想
・演技なのか?アドリブなのか?みんなのやりとりが自然過ぎて、3軒おとなりのお家の人たちの話として見れちゃう。のぞいてるみたいな不思議な感覚
・子役がすごい!三人が外でお花に手をかざすシーンがめっちゃキレイだったし、おじいちゃんの部屋の前で話してるところもめちゃ自然だった!
・最初に、大根の皮むきと人参のそぎ切りだけで二人の関係性がわかるのが面白い
・見終わった時のなんとも言えぬ、カラッポ感…こんな気持ちは初めてじゃ
・エンドロールで何故か泣ける。見ている最中は、その映画の家族に集中してるんだけど、「いっつもちょっと遅いんだよな」って言う阿部寛の言葉以降、自分の中の何かがモヤモヤしだして、エンドロールで決壊っっ!!!
・家族ってやっぱりどこか演じながら暮らすんだなって思った。YOUが自分に近かったんだけど、母親と娘、弟と姉、父親と娘、家族の中の自分って同じようで実は全部違う。それで、自分が家族を持つ中で、妻としての自分と母としての自分も増える。どれが一番素なの?って思うと、他人であるはずの旦那といる時の自分が一番楽って言う、あの感じ。すごく良くわかるし、なんかそれが家族なんだなって思った。
・そんな演じながら暮らす家族に、素直になれたら、ありのままの自分を見せられたら、きっとちょっと遅いとかないんだよね。わかってるけど、それが出来ないんだよね(笑)
・そして、父になる。みてぇー!
以上。
一言じゃ言えない映画でしたが、他人の家族を客観視することで見えてくる自分の家族像って感じです。
私は、ごくごく普通家庭で育って、母親は私が大学生になるまで専業主婦だったし、あの家庭みたく金持ちじゃないけど、親戚が集まるっちゃおばあちゃんの家で寿司とってたりして、その寿司屋の文句言ったりしてたから、本当に見終わった時の現実と映画との境がモヤモヤしちゃって不思議な気持ちになりました。
3年に1回とかのペースで見続けたい映画だと思いました!