パコと魔法の絵本
下妻物語や嫌われ松子の一生と同じ監督の作品!ということで、期待たっぷりで観ました。
が…
あれあれ??世界観が空回りしちゃってる?
私はこういう、夢物語的な演出大好きだし、登場する役者さんも、役所広司さん、阿部サダヲさん、妻夫木聡さん(私の中では常連さん)、國村隼さん、小池栄子さん…などなど私の好きな俳優さんたちが、個性的な役で登場して華やかなんですが…このお話は現実世界のことなの?それとも完全なメルヘンなの?なんてちょいとどんな気持ちで見たらいいのかわからなくなっちゃうんです。。。
松子がすごい好きだっただけにハードル上げすぎたなぁと残念!!
以下、ネタバレもあります。
評価:2.4点
感想
・まずストーリーがよくわからなかった
・大人のお金かけた学芸会って感じで見てて綺麗だし、セットも衣装も見たことない世界観なんだけど、焦点がぶれちゃって感動出来なかった…
・あのエヴァとかガンダムとかちょいちょい出てくるのなんなの?モテキのイライラした気持ちと似てる感情がフツフツとしてきた
・役所広司は結局どうなったんだ??パコが主役ならもっとパコ目線を語るべきだし、役所広司を主役にしたなら、役所広司をちゃんと最後まで見せて欲しかったなぁ〜
・妻夫木くん!いやぁなかなかあたり役がないよね…(笑)今回もすごく演技上手だったし、妻夫木くんじゃなきゃ出来ない役だったんだけど、なんでこんなに惜しいんだろう??
・國村さんはなにやっても本当役者だよね!オカマなのにあんなに素敵にこなせるなんて本当素敵!大好きだわ〜
・劇団ひとりも役者だよなぁなにやっても劇団ひとりなんだけど、世界観に溶け込めてるのがすごい。ある意味キムタク!ハマる役に巡り合っちゃうと劇団ひとり以外許せない感じ。
・最後のアニメーションとの絡みはなくして、純粋に舞台を準備してステージの前にパコがいて、舞台上でやった方がよかったんじゃないかな?
以上。
ネットで見たら、評価高めで、これまた驚いたんですが、タマフルで、宇多丸さんがハスリングしておりました。
私とほとんど意見は変わらずだったので、「あっ私と同じ意見の人がいてよかった!」と安堵しました(笑)
賛否両論あるものだと思いますが、同じ100分なら嫌われ松子を見た方が楽しいと思います\(^o^)/